臨床工学技士を目指す人が多い理由【機能性をサポートする役割】

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医療機器の専門家になる

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いのちを預かる大事な仕事

病院や診療所ではさまざまな医療機器が使用されていますが、それらの中には少しでも操作を誤るとたちまち生命に関わるような、慎重な取扱いが求められるものがあります。そのため、医療の現場では専門家がこれを扱っています。人工透析装置・人工呼吸器・ペースメーカーなど、生命維持管理装置と呼ばれる各種機器の操作及び保守点検を行う専門職を、臨床工学技士といいます。臨床工学技士は国家資格となっており、チーム医療を担う一員として医療現場では医師や看護師などと並ぶ重要なポジションを占めています。臨床工学技士になるには、いくつかの条件を満たさなければなりません。まずは学歴です。国が指定する養成施設で知識や技能を学び、所定の単位を修める必要があります。養成施設には全国の大学・短大・専門学校などがあり、修業年数は3年または4年です。ただし、臨床検査技師や看護師など特定の国家資格を有する者であれば、1年以上専攻科で学べば学歴要件を満たします。上記に掲げた学歴は、臨床工学技士国家試験の受験資格を得るための要件です。国家試験は毎年1回、例年2〜3月に全国の指定会場で実施されます。合格発表は3月の下旬に行われ、合格率は年によって異なりますが平均すると75〜80%程度です。この試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受けると、臨床工学技士として働けるようになります。もちろん、実際に仕事に就くためには、各医療機関等の採用試験に合格する必要があります。

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